こんにちは、ひとりです
外はだんだん暑く梅雨も過ぎて夏になってきましたが、部屋はマイニング仕様で室冷房かけているので凍えています。まだまだ長袖が活躍します。今回は働き者のRTX3080を労わってみました。
なぜ分解したのか
ご存じの方も多いと思いますが、RTX3080や3090はGDDR6Xというメモリが使われておりこのメモリは特に爆熱になるようです。マイニングでフル稼働させているのですから当たり前ですが、せめて元が取れるまでは壊したくはない。GTUNEの側面パネルを開けたり、バックパネルにヒートシンク付けたり、ファンを追加して風を当ててみたりしたのですがあまり温度は下がらず。
95度までは安全と言われているようなので結局OCの設定を下げてハッシュレートを下げて運用していました。
今回分解に至ったのは夜勤明けの頭でPCショップに行ってRTX3070を2個購入してしまったことでRTX3080の居場所がなくなってしまったのです。いつかはやろうと思っていた分解清掃サーマルパッド交換なのですがこんなに急に始まるとは…一応組みあがりはしたんですけど初めてで成功しているかも現状分かりません。
分解組み立てする時の注意点
RTX3080でもすべて同じ構造ではないのですが、今回はPCショップのmouseで購入したBTOパソコン「GTUNE」に入っていたものです。(一応ZOTACの物みたいです)
分解のやり方はYoutubeで詳しい方が動画で手順を載せてくれていますのでそちらを参考にしてみてください。個人的に「えだまめ工房さん」の動画がわかりやすかったように思います。
自分で分解してみて気づいた点を重点的にお話していきます。
丁寧に分解しよう
ねじを外してもサーマルパッドがへばりついているので、なかなか取れませんがねじの外し忘れの可能性もあるのでゆっくり力を入れていきましょう。またファンケーブルを引っ張って壊さないように早めにコネクタを抜いておきましょう。
ねじのサイズや、場所は戻す時に忘れないように写真を撮るなり、並べておくなりしておきましょう。
サーマルパッドは多めに用意
サーマルパッドの厚さや大きさは開けてみないと分からない所があるので、いろんな厚さの物を複数枚用意しておくのがおすすめです。
まずねじは仮付けしてから本締め
分解したグラボのねじ位置があっていないとなかなか入りません。最悪ねじ山をつぶしたりすることもあるので、ねじ穴を合わせて組み立てましょう。サーマルパッドがずれないように注意して下さい。(見えないのでずれたかどうか外から分かりにくいです)
必要な道具は準備しておく
グラボの分解清掃サーマルパッド交換に使用したものはこちらです。使い方は名前やイメージ通りだと思います。欲を言えば、机の上にキムワイプを適当に敷いて作業したので、作業マットなんかあると良さそうです。
・精密ドライバー
分解するには工具が必須です。セット品を買っておくといろんなねじの種類にも対応できます。
この商品は先端がマグネットになっているので小さなねじも落としにくくて便利です。
・エアーダスター
こちらはホコリを飛ばすために購入したものですが、ファンの羽部分は特にエアーダスターではあまり効果がなかったので綿棒で拭き取りになりました。綿棒が入らない所のホコリを飛ばす用途のみ
ノンフロンって書いてあったから勝手な想像でただの空気かと思ってたらなんか臭かった。換気して使用してください。
・エレクトロニッククリーナー
電子パーツクリーナーです。電子部品はショートして破損の恐れがありますので専用品を使うのがおすすめです。グリスや、こびりついた差古いサーマルパッドもこれですんなり落ちます。速乾性で汚れもすんなり落ちてくれました。(KUREだけに)
・綿棒
電子部品なので細かいところや、やさしく拭き取る時に重宝しました。白いのに汚れがついて黒くなっていくと綺麗になったって実感できるので、綿棒は白が好き。
・キムワイプ
毛羽立ちにくいティッシュのようなもの。電子パーツクリーナーで浮かせた汚れを拭き取るのに使います。グラボの中に可燃物が残ると発火、ショートする可能性があるので普通のティッシュは控えてください。6箱まとめ買いしたけど使い道がない。1箱で十分
・熊グリス
熱伝導率12.8k(熱伝導率が高いものを使用することで電子部品の熱を外部に放出するという仕組み高いものほどいい。)グリス塗るのってムズイ。
・サーマルパッド
Thermalright製のマイニング勢御用達のサーマルパッド。熊グリス同等の熱伝導率
初めてサーマルパッド見たけど、古いサーマルパッドと見た目同じ気がしたから温度下がらないかもと思ってしまった。
動作確認果たして冷えるのか?
動作確認と新しいリグの構築を次回お楽しみに
リグ追加に伴う部屋の大改造が進んでおります。
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